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セルベッサ、勝負どころ制し完勝 MF柳瀬投入で2得点

CERVEZAはアストラに2-0で完勝。

CERVEZAはアストラに2-0で完勝。

◇東京1部:CERVEZA 2-0 アストラ

 得失点差を考えると「この試合は最悪引き分けでも良し」と片付けられるセルベッサに対し、アストラは勝たなければ自力での関東大会出場が消滅し、厳しい状況に追い込まれる。心の緩みが生じてスキを突かれるならセルベッサの方だったはずだが、そういった状況でも2-0で勝てるあたりが今のセルベッサの強さを示しているのだろう。

 前半は予想通り互角の展開。やや受け身のセルベッサにアストラがFW笈川を中心に攻勢を続けたかと思えば、突如セルベッサも中盤の底で中田が前を向いて攻撃のスイッチを入れ、近藤、黒木らが流れるように仕掛けていきシュートまで持ち込む。ただ、そこでセルベッサが得意のセットプレーで畳み掛けようとしてもアストラはCB松田が相手の高さにさらなる高さで熱く応戦し、そのこぼれ球も周囲が身体を投げ出して拾い集めて再び逆襲に出る。

 スコアレスで進行したゲームが動き始めたのは後半20分過ぎ。セルベッサの根本監督はトップ下の矢野に代えて前節2アシストを記録した柳瀬を投入。もともとケガ明けの矢野でスタートするか柳瀬でいくかの「議論はあった」と根本監督。ただ、そこで先発の矢野がいい時間まで相手とタフに戦い、勝負どころの時間で柳瀬に引き継いだ。監督からの指示は「点を取ってこい」というシンプルなものだったらしいが、戦況を見守っていた柳瀬は「敵陣にスペースが空き始めていたし、前を向けばチャンスになると感じていた」という。足元の技術に加えて高さのある柳瀬が前線に入ったことで、アストラのCB松田がこれまで以上に引っ張られ、揺さ振られる。その歪みをFW我妻が察す。「松田選手のところにズレが生じていたし、それを他のDFが補えていなかった。背後にチャンスがくる予感があった」。

 その2人の意図がつながったのが72分。敵陣中盤のルーズボールを拾った柳瀬が前を向いてドリブルを仕掛けると、我妻もDFのマークを外し、中央から一旦膨らむようにサイドに逃げていく。柳瀬が中央でCB松田と滝崎の2人を引きつけたところでラストパスを右前方に出すと、駆け込んだ我妻がエリア手前から右足を振り抜いて先制。

 リードを得たセルベッサはそこからいつも通りの盤石なゲーム運びを披露。リスクを冒してでも前に出るしかないアストラに86分にカウンターを一発。近藤が自陣からボールを持ち上がって、柳瀬へとつなぎ、最後はエリア内で横に流したボールを途中出場のFW上村が軽々蹴り入れて追加点。終わってみれば勝負どころの時間を確実に制したセルベッサが2-0の完勝。3年ぶりの関東大会出場権を獲得し、4年ぶりのリーグ優勝にも王手をかけた。

東京都社会人サッカーリーグ1部
2017-09-10 18:30/ZOZOPARK
  1st 2nd Total
CERVEZA FC 東京 0 2 2
アストラ倶楽部 0 0 0
GOAL
72' 我妻 渉(CERVEZA)
86' 上村 俊介(CERVEZA)

東京都社会人サッカーリーグ1部

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