警視庁は6連勝で1位通過確定
写真:警視庁はFW野口の2得点の活躍で6連勝を飾った。
【東京2部】1B-2B:REAL TOKYO 1-2 警視庁
10月25日の開幕戦から約1ヶ月の間に急ピッチで6試合を消化。警視庁が怒涛の6連勝で1stステージ1位通過を確定させた。
この日の最終戦はREAL TOKYOと戦い、2点差以上で負けない限りは1位通過が確定する状況で、開始わずか1分30秒ほどで浅野のスルーパスから野口が最終ラインを抜け出し先制点を奪った。だが、それ以降は縦パスを果敢に使って一方的に押し込みながらも決定機を決められずに前半を折り返すと、後半開始8分にDFラインの背後を突かれてREAL TOKYOの浅田に同点ゴールを許して1-1。
それでもそのわずか2分後、ゴール前でボールを受けた野口が素早く右足で蹴り込んで2-1と勝ち越しに成功すると、そのまま1点のリードを保って逃げ切った。警視庁は2ndステージで、同ブロック1B-1位の三菱養和と来季の1部昇格をかけて戦う。
西田監督は昇格決定戦に向け「ここからが本当の成長、強さが試される。うちは器用なチームではないし、相手に関係なくこれまで通り自分たちのサッカーを80分間やりきることを徹底したい。そうすれば結果は付いてくると思う」と話した。
■REAL TOKYOは5位で終了
引き分け以上で3位に浮上するREAL TOKYOだったが、早々の失点が響き5位で1stステージを終えた。開始1分30秒で失点するなど、前半はデコボコのピッチ状態に馴染めず、MF入江のドリブル突破やFW浅田が前を向いてプレーできる時間はわずかだった。
後半の立ち上がりにようやく入江の折り返しを浅田が決めて同点に追い付いたが、直後に勝ち越しゴールを許すと、それ以降は再びゴール前にシンプルに放り込む攻撃の形しか作れず、相手を崩しきれなかった。REAL TOKYOは2ndステージ順位決定戦で同ブロック1B-5位のFLUTTO-FLUTTOと戦う。
東京都社会人サッカーリーグ2部