南葛が関東大会優勝 川口を2-1で下す
写真:前半に先制点を決めて左手を突き上げる宮澤。
関東社会人サッカー大会最終日は29日、埼玉県内で南葛SC(東京1位)-アヴェントゥーラ川口(埼玉2位)の決勝を非公開で開催。南葛が宮澤、瀧口の得点で2-1で競り勝ち、大会初優勝を飾った。南葛とアヴェントゥーラ川口は来季は関東リーグ2部へと昇格する。
今大会初出場の瀧口が決勝点
前日の関東昇格を決めた準決勝のスタメンからFW佐々木、MF河本、安田、GK大河原らの主力を外し、フレッシュな面々で臨んだ南葛。そのせいもあってか、前半は連係面でのミスが出てカウンターからピンチを招く場面もあったが、一方で、決勝の舞台で初スタメンに抜擢された若いMF中野や國廣らの覇気がピッチにみなぎるなど、表裏一体の内容だった。
29分、布施のクロスをエリア内で國廣が落とし、それを宮澤が1回戦から4試合連続となるゴールを決めて先制点を奪ったが、38分にはずるずると下がった最終ラインの手前からミドルシュートを許し前半は1-1。
後半もどちらに転がるかわからぬ展開の中で、勝負を決めたのは今大会初出場の瀧口だった。62分に投入されるとそのわずか1分後、前線に入ったロングボールを宮澤が頭で後方にそらすと、それを瀧口が最初のボールタッチで思い切りよくゴール左すみに蹴り入れて勝ち越し点。
結果的にその1点が決勝点となり、2-1で逃げ切り。南葛が関東大会優勝という文句なしの成績で関東リーグ昇格を飾った。
得点シーン:宮澤と瀧口の得点で南葛が2-1勝利
関東社会人サッカー大会 決勝
- 南葛SC 2-1 アヴェントゥーラ川口
【得点者】
29分 宮澤 弘(南葛)
38分 田中 輝由(川口)
63分 瀧口 大輔(南葛)
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