関東社会人サッカー大会ニュース
在籍11年目の瀧口が決勝点「点を取ることしか考えていなかった」
写真:試合後にスタッフと抱き合って喜ぶ瀧口。
南葛の前身となる葛飾ヴィトアード、さらにはその前身の常盤クラブ。東京3部時代からクラブ在籍11年目となる古株のMF瀧口が決勝点を決めた。「常盤クラブの頃から在籍している選手は僕ひとり。所属していた選手たちの思いを背負ってプレーした」という。
出番が回ってきたのは同点で迎えた62分。そのわずか1分後にいきなりチャンスが到来し、宮澤がエリア内に落としたボールを得意の右サイドからファーストタッチでゴール左すみに蹴り込んだ。「得点を取ることしか考えていなかったし、しっかりと芯で捉えることができた」。
得点後は試合中にこみ上げるものがあったのか涙をぬぐってタイムアップまで走り続けた。「ずっと都リーグでやってきて、やっとここまでこれた。関東リーグに向けての準備も必要だが、まずはサッカーが好き、楽しむという気持ちを忘れずにやっていきたい」と笑顔だった。
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