城北は1部復帰ならず 最後まで1点遠く
写真:試合に敗れてピッチを去る城北の原田ら。
【東京2部】2B:スペリオ城北 0-1 Intel Biloba
1点ビハインドで第2戦を迎えた城北は、何とか先に1点を取りたかったものの最後までその1点が遠かった。主将のDF原田は「特に第1戦から戦い方は変えなかった。相手のカウンターが怖かったし、前掛かりにならないように地道に流れの中で1点、2点を目指した」。だが、いつもの通りFW加部のポストプレーを起点にサイドから丁寧に攻めたが、ゴール前での迫力や精度を欠き、逆に35分には守備陣が揃っていながらエリア内に入ったボールをIntel Bilobaの片山に一発で仕留められた。
以降は引いた相手にエリア内への侵入はあったものの、シュートの場面では激しく体を寄せられてゴールは割れずに時間が経過。終盤は最低でも2点が必要な状況にも関わらず選択肢はパス、サイドからのクロスと自らの型にはまったままだった。「もう少しバリエーションがあれば。単調になってしまった」と原田が言うように時間をかけずにゴール前に放り込んだり、人数を掛けたり、リスクを冒しての攻撃、執念というものを示せなかった。
結果、トータル2-4での敗戦で5年ぶりの1部復帰はならず。原田は「もう一度チームとしてまとまり、このチームで勝ちたいという気持ちを持ってやっていくしかない」と無念そうに話した。
東京2部 2ブロック優勝決定戦
[2戦合計]Intel Biloba 4-2 スペリオ城北
- (第1戦)Intel Biloba 3-2 スペリオ城北
- (第2戦)スペリオ城北 0-1 Intel Biloba
東京都社会人サッカーリーグ2部