東京都社会人サッカーチャンピオンシップニュース
東京23は4失点完敗 若さ、勢い出ず
写真:試合に敗れてピッチを去る東京23のイレブン。
東京23FC 2-4 東京ユナイテッド
準決勝で南葛を倒して勝ち上がってきた東京23だが、その勢いは続かなかった。決勝は4失点の完敗。特に前半は攻守においてちぐはぐの連続だった。
開始わずか4分の失点も自陣での余計なファウルが始まり。小松監督は「攻守の切り替えの場面でファウルをすれば、切り替え自体がなくなってしまう」と嘆いた。奪ったボールの前線への配球もこの日は相手の網に掛かる場面が多く、自ら加速していくつもりが、逆に相手をカウンターで加速させてしまうという悪循環からなかなか抜け出せなかった。
2点ビハインドで迎えた後半早々には飯島が1点を返したが、61分にDF宮田が自陣でボールをさらわれ3点目を献上。83分にも4点目を失い連続失点。直後に若杉のクロスから飯島が再び得点を挙げたが、2-4で終戦。監督は「相手のプレッシャーもあっていつもの形を出せなかった。途中から修正してチャンスも作れたが、今日は妥当な負け」と敗戦を受け入れていた。
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