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東京プラス、大学生に完封勝ち 窪田が2ゴール
写真:先制ゴールを決めて駆け出すFW窪田。
【東京1部-A】東京Uプラス 2-0 TUA
3年連続関東大会出場を目指す東京プラスは、初昇格の大学生チーム・TUAを2-0で退け、上々のスタートを切った。
意外にも前半は運動量を高めて前からボールを奪いに出たのが東京プラス。プレスをかける位置とタイミングが絶妙で、雨で濡れたスリッピーなピッチの上でボールを走らせようとするTUAのミスを誘発して、マイボールに変えた。
一転、自らがボールを持つと今度は奪い返そうとする相手を巧みにワンタッチ、ツータッチでいなす技術を見せ、19分にはFW窪田が左足のボレーをねじ込んで先制点。42分にはDFの背後を狙ったロングボールに窪田がDFをかき分けて突進していき、相手GKからPKを引き出すと、それを自らが決めて追加点を奪った。
2点リードの後半は2段ほどギアを落としたことで、学生の反撃をモロに浴びる羽目になったが、それでも失点はせず。途中からは平尾や川田らを投入してスピーディーな一進一退にゲームの展開を変えていき、追加点こそ奪えなかったが、相手に得点も与えぬままタイムアップを迎えた。
2得点の活躍を見せた2年目のFW窪田は「去年が引き分けスタートだったので、今年は初戦を勝ててよかった。開幕前は社会人のコンディション調整の難しさを感じていたが、今日は思ったよりも動けた。ここから更に上げていきたい」と話した。
東京都社会人サッカーリーグ1部