写真：後半にチームの2点目を決める東京海上のMF田中。

【東京1部-A】CERVEZA 0－3 東京海上

　後半開始4分に先制点を奪ってから次の1点を奪うまでに掛かった時間はちょうど30分。その間、幾度となく決定機もあっただけに、そろそろ決めないと逆に1本やられるのではという雰囲気もピッチには漂っていた。そんな中でようやく飛び出したMF田中の貴重な追加点。

　79分、CB多田が後方からドリブルで持ち上がると、前線でFW林が相手の最終ラインと駆け引き。さらに右ハーフの倉持も大外から駆け上がってDFラインを歪ませる行為に参加。その直後に林が多田からボールを引き出してポストプレーをこなすと、ぽっかり空いた手前のスペースに猛然と駆け込んだのが田中だった。

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「コースはあそこしかなかったし、巻いて決めようと思った」といい、託されたボールをエリア手前から左足でゴール左上をきれいに射抜いた。「イメージ通りにうまく入った」と本人も自賛のゴールで、ゆとりができたチームは終了間際にもFW林が追加点を奪い3－0で快勝した。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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