東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:試合後、選手たちに語りかける東京U・黄大俊監督。

関東リーグニュース

東京U・黄大俊監督「結果を出し続けなくては」

写真:試合後、選手たちに語りかける東京U・黄大俊監督。

 関東1部の東京ユナイテッドは後期5節を終えて勝ち点25の3位。昨季は9位と低迷しながら、今季は開幕から好調を維持し、残り5試合で優勝も狙える位置につけている。その状況について黄大俊(ファン・テジュン)監督は「選手はいい意味で予想を覆してくれている」と喜ぶ一方で、ここからの残り5試合に向けては「クラブ、選手がステップアップしていくためにもわれわれは結果を出し続けなくてはいけない」と力強く話した。

── 今季は、前期から好調で現在も優勝を狙える位置につけている。シーズンが始まる前はこの順位をある程度予想できていたか。それとも全員の頑張りで何とかここまで来れている印象か。

「正直、昨年の順位(9位)からしても、厳しい戦いになると予想していたが、その予想を前期はいい意味で選手たちが覆してくれた。そこはすごくポジティブに捉えている。とはいえ、うまく行っている時こそ自分たちにベクトルを向けなくてはいけないし、本当にこのままでいいのか、この練習の強度でいいのか、そこは常に半信半疑でやり続けないと足下をすくわれるのは一瞬。それにどうしても若いチームなので、うまく行っている時はいいが、悪くなった時にピッチの中で立て直す能力がまだまだ足りない。そこは経験を積んでいかなくてはいけない。ただ、予想以上に選手は頑張ってくれていると思う」

── 今季はどんなところを鍛え上げてきたのか。

「基本は守備のところ。守備をベースに戦う上で、それぞれのポジション、ゾーンでの役割を明確に示して、それを先発、控え、チームの誰が出ても同じようにプレー出来るように心がけてきた。それを試合で徹底させてきた。ただ、夏の時期に入ると、暑さの影響もあって、走れず、守備が緩んで勝てなくなった試合もあった。ここからまた今日みたいに涼しくなってくれるといいが、まずは90分通して戦える身体作り、体力作りをして、その走力を生かす戦いをここからもやっていきたい」

── 先日チーム、リーグでも得点王だったFW長倉選手がJ2・群馬に引き抜かれた。その経緯は。

「前期を終えて結果も出ていたし、彼自身がステップアップを望んでいたので、夏のタイミングでJリーグのクラブの練習に参加した。長倉の活躍はJのクラブ側にも届いていたし、群馬の大槻監督は彼が浦和レッズユース時代の監督でもあったので、そのつながりもあって練習に参加した。2日程練習に参加して、その週のうちに正式オファーとなり移籍が決まった。本当はシーズンが終わってからの移籍にしてもらいたかったが、群馬から『即戦力としてすぐにほしい』という熱烈なオファーもあり、それにクラブとしては日頃から選手のステップアップを止める権利はないと言っているので、そこは快く送り出した」

── 戦力的には非常に痛いはず。

「正直、痛い。チームで20点ほど取っている中の8点は彼が取っているし、得点源であったことは間違いない。ただ、そこはもう割り切って今の戦力でやるしかないし、今は彼の移籍をチームとしてはポジティブに捉えている。それに今回の移籍はこの関東リーグにとっても喜ばしいことだと思う」

── ここからの残り5試合。ラストスパートは。

「やることは今から大きく変えられない。基本は今までやってきたことの上積みと、あとはゴール前の局面を改善していきたい。守備に関しては今日もクロスから2失点しているし、攻撃に関しても押し込んだ時に崩し切るという能力がまだまだ足りない。ゴール前というところにフォーカスをあてながら、1試合1試合を全力でぶつかっていくしかない。日頃から『我々は最強のチャレンジャーであり続けよう』と言っていて、自分たちは結果を出し続けなくてはいけないチーム。この順位にいることで初めて周囲や上位のカテゴリーのクラブから『今年の東京Uは何か変わったのか。どんな選手がいるんだろう』と注目して見てもらえる。まだまだステップアップしたい選手もいるし、その手助けも自分としてはしたい。その結果をつかみ取るためにも、ここからの5試合、クラブ、そして選手一人ひとりが、しっかりと結果を出し続けていかなくてはいけない」

KSL順位表

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