東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:東京UはFW米田の決勝ゴールで1-0で勝利。

関東リーグニュース

優勝の可能性を残す者同士の死闘は東京ユナイテッドに軍配

写真:東京UはFW米田の決勝ゴールで1-0で勝利。

Match Report後藤 勝

<東京23FC 0-1 東京ユナイテッド>

 関東リーグ後期第4節のうち順延されていた東京勢対決がおこなわれ、東京23FCのホーム江戸川区陸上競技場に乗り込んだ東京ユナイテッドが勝利を収めた。この結果、2位だった東京23は3位に順位を下げ、優勝の可能性が消滅。残り2試合の連勝に2位での「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)」進出を託すこととなった。一方、2位に浮上した東京Uは百年構想クラブではなく全国社会人大会出場権も得ていないため、地域CL進出はあくまで関東リーグ優勝が条件。次節、首位の栃木シティが敗れたうえで東京Uが勝利を収めれば、最終節の栃木との直接対決にリーグ優勝と地域CL進出の可能性を残す。

 東京Uは前半、意図して同サイド圧縮を狙い、特に右サイドを中心に攻撃。ショートパスのつなぎ、中を通す縦パス、前線への長いボールを丁寧に使い分けて東京23陣内に押し込み、優位に立った。前半42分にはボックス内でMF新関に決定的な場面が訪れるがこの左足のシュートを決められず、逆にその2分後、東京23のMF小林にあわや先制点というヘディングシュートを撃たれてしまう。

 さらに後半3分過ぎに東京23は10番の若杉が退場すると、逆に危機感を増したのか粘り強く東京Uの攻撃を跳ね返し、カウンターでゴールに迫るなど勝負の行方はわからなくなった。

 それでも数的優位の東京Uに終盤チャンスが訪れる。それまで最終局面のラストパスが合わなかったり、崩していながらシュートに持ち込めなかったりともどかしい場面が続いていたが、後半35分に前線でボールを受けたFW米田がマークを振り払って、独力で左ニアへとドリブルで突進。中央への折り返しを選択せずに直接シュートを放つと、この一撃が見事に右ファーへと決まり、待望の先制点を手に入れた。

 東京U・黄大俊監督は「いいかたちでボールを運べていてもフィニッシュのところが慎重になったり、シュートの本数が少なかったりしたので、ハーフタイムに『ゴール前は繊細にやらないといけないが、どこかで大胆にやらないといけない』という話をした。米田が大胆に振り抜いてくれ、決まってよかった」と、この場面を振り返った。

 失点直後に東京23もフレッシュな選手3人を前線に投入して攻撃的な布陣でゴールを目指すが、東京Uも身体を張った守りで耐えしのぐ。コーナーでボールを保持して時間を稼いだのはラストワンプレーの数秒くらい。戦術云々では収まりきらない、東京勢同士が激突した死闘を、勝ちたい気持ちがわずかに上回った東京Uが制した。

(後藤勝)

KSL順位表

PR

PR

関連記事

  1. 写真ニュース

    東京Uが東京23に1-0勝利 優勝に望み
    関東リーグ 9月14日

  2. 映像ニュース

    東京23FC 0-1 東京ユナイテッド
    関東リーグ 9月14日

  3. 写真ニュース

    東京23、優勝遠のく VONDSに0-2敗戦
    関東リーグ 9月11日

  4. 写真ニュース

    東京U、逆転負け 自力優勝の可能性消滅
    関東リーグ 9月10日

PAGE TOP

PR


TOP

PAGE TOP