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写真:試合終盤、ゴールに迫るクリアソンのFW原田。

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1点が遠かった新宿、GK阿部の好守連発が救い

写真:試合終盤、ゴールに迫るクリアソンのFW原田。

Match Report後藤 勝

<クリアソン新宿 0-1 鈴鹿ポイントゲッターズ>

 クラブ史上初めてホームタウンでの公式戦開催。新国立競技場にJFL歴代最多入場者数更新となる1万6218人を集めた“新宿の日”を勝利で飾りたいところだったが、残念ながらクリアソン新宿は0-1で鈴鹿ポイントゲッターズに敗れた。

 国立での開催が決まったときから、このカードは注目を集めていた。通算二度目、新国立となってからは初のJFL開催。しかも鈴鹿に在籍する三浦知良の“国立への帰還”がほぼ確実だった。試合前の選手紹介でも背番号11に対する拍手が一際大きい。新宿への期待とカズへの期待が交錯するなかキックオフの笛が鳴った。

後半、チャンスの後に失点

 5-4-1の新宿に対し、4-4-2の鈴鹿は守備になると片方のサイドハーフを最終ラインに、2トップの一角を中盤に下げ、数を揃えて対応。組織でボールを運ぶ新宿になかなか決定機を許さなかった。対して鈴鹿はFWヴィニシウスと三宅の身体能力的優位を背景に積極的に個で仕掛け、ゴール前に進入してくる。だが決定的な1対1のフィニッシュの場面も、前節MIOびわこ滋賀戦につづき抜擢されたGK阿部がことごとく弾き難を逃れた。新宿の成山監督は一週間JFLが空いた週の練習試合でも高いパフォーマンスを発揮した阿部を継続的に起用。阿部は「身体のキレは過去一番いい状態をつくれていた」と、好調を認めた。

 互いのスタイルを明確にしながら0-0で折り返した後半の開始10分には新宿最大の決定機。今季、東京海上FC(東京1部)から加入の左WB堀田がボックス内に持ち出し、相手GKとDFラインの間に通す低いクロス。ファーサイドにFW岡本がフリーで飛び込んだが打ち損じ、得点とはならなかった。岡本は「あそこを通してくれとハーフタイムにもすり合わせ、後半に入って一発目のチャンスだった」と、ほぞを噛んだ。

 このチャンスを逃したことで戦局は鈴鹿に傾いた。62分、三宅のシュートを阿部が弾くと、そのこぼれ球をMF松木に蹴り込まれ先制を許した。以降の時間帯は両チームとも5人の交代選手を送り最後までハードワークを貫徹しようとするなかで拮抗したが、そのまま0-1で決着した。

【動画/ハイライト】新宿 vs 鈴鹿

 1点が遠かった新宿。堀田は「アタッキングサードのクオリティは突き詰めないと。点を獲れないのが課題。責任を感じている」と反省したが、そのとおりパスとドリブルを駆使したボール保持の質は高いが、決定力を欠くことでこの順位になっている。JFL残留に向け、ここが課題となるだろう。一方で成山監督が「先に失点したが諦めずに最後の最後までゴールに向かう姿によって、ちょっとでも誰かの心に何かを届けられたのではないかと思う」と語ったように、晴れの舞台である国立で前向きな印象を残した。この最後まであきらめない姿勢を今後につなげていきたい。
(後藤勝)

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