東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:後半に今季初出場を果たしたクリアソンのFW原田(9番)。

JFLニュース一覧

今季初出場のFW原田 初タッチで初ゴール

写真:後半に今季初出場を果たしたクリアソンのFW原田(9番)。

浦安に爪痕すら残せぬまま終わりかけたクリアソンだったが、0-4で迎えた68分、CKのチャンスでFW原田が今季初出場を果たすとファーストタッチでゴールネットを揺らした。MF中山が放り込んだボールがニアの密集を通過すると、バウンドボールを頭でひねってねじ込んだ。「ニアで齊藤と米原がつぶれて、そのうしろに入るのは約束事。おいしいかったです」と原田は喜んだ。

今季は開幕からベンチ入りすらかなわず、この試合がようやく初のメンバー入りで初出場。さらにファーストタッチでJFL初ゴールと、初づくしとなった。

その後も得点だけに終わらず、前線でハイボールに競り勝ち、バックヘッドでそらしたボールが裏へ飛び出して行く池谷への絶好のパスとなるなど、前線でひときわ存在感を放った。やはりクリアソンは前へのアクションが起きると勢いづく。「自分の高さ、特徴を生かすプレーをみんなが選択してくれたのが嬉しかったし、それに応えたかった。池谷がエリア内に潜るのが得意なこともわかってたんで」(原田)

この1ゴールで劇的に何かが変わるとは思えない、すぐに序列が上がるということもないかもしれない。それでも東京都リーグ、関東リーグを経験し、長くチームに貢献してきたベテランFWが現在の苦境を救うひとつの起爆剤になりそうな期待は十分に抱かせてくれた。

【関連記事】
クリアソン、浦安との再試合は5失点大敗
クリアソン、早々につまずき 立ち直れず

日本フットボールリーグ

PR

PR

PAGE TOP

PR


TOP

PAGE TOP