東京都リーグニュース
EDOはセルべに快勝 次節にも優勝決定
写真:前半に追加点を決めるEDOの吉馴。
東京1部CERVEZA 0-2 EDO
EDOは難敵のセルべッサを2-0で退け、いよいよ優勝に王手をかけた。序盤からゴールへ向かう勢いが違った。セルべッサの3バックに対し、EDOは攻撃の頂点にFW金城アンドレを据えて、両ウィング、インサイドハーフを配置する5枚の攻め。個々が5つのレーンを下がったり、駆け抜けたり、スペースを巧みに使い、セルべッサ守備陣の対人の強さを無力化させた。16分、28分には吉馴が鮮やかに蹴り入れて前半を2-0。
ただ、昨年はその2-0から後半に3点を奪われ、逆転負けを喫した苦い経験がある。「セルべさんはしたたかでこの点差をひっくり返す力があるから、ハーフタイムには次の1点が勝負ということは伝えていた」とEDO・和田監督。
結果的には決定力を欠き、次の1点を奪えなかったが失点もせずにタイムアップ。それでもボールを奪った瞬間の優先順位は常にゴールに設定されており、決定機は再三つくった。「あれだけチャンスを作りながら決められなかったのは相手というより自分たちの問題。3点目、4点目を奪って、とどめを刺す力をつけていかなくては」(和田監督)
残すは2試合。次節、アローレとのホームでの対戦に勝利すれば優勝が決まる。監督は「やはり東京のチャンピオンになって東京第1代表としてプレーオフ(関東参入戦)に進みたい。厳しい試合になるがホームの力も借りて優勝したい」と力を込めた。
【関連記事】
・セルベッサ「アジャスト」できず
・【ハイライト】CERVEZA 0-2 EDO
東京都社会人サッカーリーグ1部