東京23、東チタに勝利 優勝に望みもVONDSが決めるか
写真:東京23は後半に主将の敷田が決勝ゴールを決めた。
残り2節と佳境を迎えた関東1部は21日、第17節1日目を関東各地で開催。優勝の可能性を残す2位東京23FCは、アウェーで5位東邦チタニウム(神奈川)と戦い、DF敷田唯の決勝ゴールで1-0で勝利した。
東京23の勝ち点は39で2位。最終節に優勝の可能性がつながるかどうかは、このあと17時30分から行われる同40で首位に立つVONDS市原(千葉)の結果次第。VONDSが東京ユナイテッドに勝てばVONDSの2年連続のリーグ優勝が決定。引き分け以下に終わった場合は、最終節の両者の対戦(東京23FC-VONDS市原)が優勝決定戦となる。
終盤に主将の敷田が決勝点
優勝のプレッシャーからか前半は自陣に停滞し、相手のシュートにヒヤリとする場面が続いた東京23。だが、前半をスコアレスで折り返すと後半はいつものショートパスや縦パスが走り始め、前への勢いが加速。59分にチーム得点王のFW福本、10番服部の攻撃的な2人を投じて1点を奪いにいく。
迎えた74分にカウンターからチャンス到来。右サイドのスペースに流れた服部がボールを受けてエリア内にドリブルを仕掛けると、最後は後方から攻撃参加したキャプテンのDF敷田が横パスを受け、右足で流し込んで先制。その後も福本が2回ほど決定機を迎えたが決められず、それでも守備陣は無失点で切り抜けて逃げ切った。逆転優勝へできることはやった東京23。VONDSの結果を待つのみ。
関東サッカーリーグ