東京都リーグニュース
17位養和も意地の勝点3 東京Uプラス破る
写真:78分に決勝ゴールを決めて駆け出す三菱養和の明石。
東京1部三菱養和 2-1 東京Uプラス
試合前には15位Biloba、16位FLUTTOが勝利を挙げて勝ち点3を獲得したことで、負ければ降格圏の16位以下が決定だった三菱養和。大事な前半、養和は開き直ったように、そうかといって守備をおろそかにするわけでもなく、攻守に絶妙なバランスでゲームを進めた。引間、倉嶋、佐藤が攻撃を牽引。
16分にはFKからのクロスを波多野が頭で折り返し、それを佐藤が利き足とは逆の右足でボレーで蹴り込み先制点。33分には前半唯一ともいえるピンチの場面も、守備陣が落ち着いて相手の連続シュートを阻み、前半を1-0で折り返した。
だが、後半は前半のオーバーペースがたたったか、次第にボールが保持できなくなり、54分に東京Uプラスの上村にヘディングを決められてゲームは振り出し。
このまま東京Uプラスがペースを握って逆転に持ち込むかと思われたが、74分、養和はベテランのFW木村をピッチに送り出すと、その木村がいきなり豪快なミドルシュート。相手GK高橋の好セーブで得点こそならなかったが、この一発で流れは再び養和に傾き始める。
すると78分、佐藤の蹴ったCKを明石が頭で合わせて勝ち越しに成功。そのまま1点のリードを守って逃げ切り勝ち。貴重な勝ち点3を挙げ、最終戦に残留の望みをつないだ。最終戦は10月6日に東京海上と戦う。
・15位Biloba、2連勝で残留へ前進
・16位FLUTTOは八王子に勝利
東京都社会人サッカーリーグ1部