東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:後半に勝ち越しゴールを決めて駆け出す小松。

東京都リーグニュース

東京海上、最終戦熱く勝利 小松が強烈一撃

写真:後半に勝ち越しゴールを決めて駆け出す小松。

東京1部東京海上 5-1 三菱養和

1-1で折り返したハーフタイムに東京海上の主将・小松が厳しい口調でイレブンに熱く語りかける。「結局このまま1-1で終わるのか、1-2で負けて終わるのか。何のためにここまでやってきたんだ」と。どちらが残留がかかったチームかと疑いたくなる様相だった。

この主将のゲキにも気落ちせず、熱くなれるのがまた東京海上というチームなのだろう。そして61分に主将自ら決めた。

MF田中が左からエリア内中央に向かって仕掛けたドリブルは相手に阻まれたが、そのこぼれ球を拾ったのが小松。「目の前にスペースがあったし、最初のトラップがうまくいったのであとは振り切るだけだった。そういった意味ではボールが来る前からすべて狙い通りだった」。約25メートルのミドルをゴール右すみに一直線に突き刺した。

以降、主将に駆り立てられたイレブンは躍動。積田、倉持が立て続けにファインゴール、さらに終了間際にも積田がこの日2点目を決めてダメ押し。1部残留にすがる三菱養和を容赦なく5-1で粉砕した。

今季は取りこぼした試合も多く、リーグ終盤戦を前に3位以内、関東大会出場の可能性は絶たれた。それでも下を向かず「残り5戦全勝」をテーマに終盤戦を戦い、全勝こそならなかったが4勝1分けの好成績。勝ち点13を積み上げて7位で終えた。

小松は「終盤になってようやく自分たちの戦い方が見つけられた。いいイメージをもって来季に向かっていける」と最後は笑顔で今季を総括した。

三菱養和 厳しい17位で終戦 海上に大敗

東京都社会人サッカーリーグ1部

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