エリース勝利 東京23、東京U、SHIBUYAは敗退 全社2回戦
写真:2回戦に勝利し、準々決勝に駒を進めたエリース。
全国社会人サッカー大会2日目は20日、滋賀県大津市、東近江市など4会場で2回戦8試合を開催。東京勢はエリースが唯一勝利を挙げて準々決勝に駒を進めたが、東京23FC、東京ユナイテッド、SHIBUYA CITYはいずれも敗退となった。
エリースは前半に松岡ジョナタンがゴールを決めて、Cobaltore女川(宮城)に1-0で勝利。あすはジェイリースFC(大分)と戦う。
東京23は九州王者のヴェロスクロノス都農(宮崎)に0-1で敗れ、東京ユナイテッドはSRC広島(広島)に1-1で迎えたPK戦で2-4で敗れ、SHIBUYAは東北王者のブランデュー弘前FC(青森)に1-3で敗れた。
そのほか関東勢は東邦チタニウム(神奈川)が昨年同大会を制したFC刈谷(愛知)に0-2で敗戦。東京勢、関東勢含めて勝ち残っているのはエリースのみとなった。エリースはあすの準々決勝に勝てば、その時点で全国地域CL出場が決まる可能性もある。
準々決勝の対戦カードはFC刈谷-ヴェロスクロノス都農(※)、JAPANサッカーカレッジ-ブランデュー弘前(※)、FC徳島(※)-SRC広島、エリース東京-ジェイリースFC。
※全国地域CL出場権あり
◇東京Uは先制も退場者出しPK戦で涙
初戦を快勝した東京Uは中国リーグ2位のSRC広島と戦い、32分にFW松久保が自ら獲得したPKを決めて1-0で先制。しかし、そのわずか3分後にMF塚越が暴言で退場処分となり数的不利な状況に陥ると、前半終了間際にはPKを与えてしまい1-1で後半へ。後半は耐える時間が長かったものの何とか無失点で切り抜けてPK戦に持ち込んだが、平松、栗島のキックが相手GKに止められて2-4で敗れた。東京Uは来季も関東1部に残留。
大会概要・トーナメント表
・第60回全国社会人サッカー選手権大会
TOKYO FOOTBALL
◇試合日程・結果
・第60回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト
【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(滋賀県)代表1チームの計32チームが10月19日から5日間に渡ってノックアウト方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。