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写真:大会初優勝を飾ったJAPANサッカーカレッジ。

全国社会人サッカー選手権大会ニュース

JSCが初優勝 徳島に1-0勝利 全国社会人

写真:大会初優勝を飾ったJAPANサッカーカレッジ。

全国社会人サッカー大会最終日は23日、滋賀県東近江市の布引グリーンスタジアムで決勝、3位決定戦の2試合を開催。専門学生で構成されたJAPANサッカーカレッジ(新潟)が篠田翔太の決勝ゴールで昨年同大会3位のFC徳島(徳島)を1-0で破り、大会初優勝を飾った。学生主体のチームが全国社会人大会を制したのは初。

3位決定戦ではジェイリースFC(大分)が昨年優勝のFC刈谷(愛知)を0-0からのPK戦で6-5で破り、3位に入賞。刈谷は4位に終わり、フェアプレー賞を受賞した。

なお、今大会成績上位3チームに与えられるJFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(全国地域CL)への出場権は、JAPANサッカーカレッジ(全社枠1)、ジェイリースFC(全社枠2)、FC刈谷(全社枠3)の3チームが獲得。全国地域CL1次ラウンドの組み合わせ抽選会は10月26日に都内で行われる。

◇JSC前半耐え、後半に篠田がミドルで決勝点

前半は徳島の素早いボール回しに後追いの展開、押し込まれる時間が続いたJAPANサッカーカレッジ(JSC)。だが、金子監督に言わせるとそれも格上相手との戦術的には覚悟のうえだったらしく、選手は劣勢の展開を無失点で耐えて反撃の機会を待った。

後半に入り徐々に最終ラインを押し上げていき、0-0で迎えた67分、相手の自陣からのビルドアップを高い位置で遮り、すかさずシュートにつなげた。エリア手前の石橋の横パスを後方から駆け込んだDF篠田が蹴り込んだ。以降も守備の集中は切らさずに1-0で逃げ切りに成功。今年で60回目を迎える歴史ある全国社会人大会にその名を刻んだ。

JSC、5日間ほぼメンバー固定 覚悟貫き戴冠
【ハイライト】JAPANサッカーカレッジ 1-0 FC徳島

大会概要・トーナメント表

第60回全国社会人サッカー選手権大会
TOKYO FOOTBALL

◇試合日程・結果
第60回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(滋賀県)代表1チームの計32チームが10月19日から5日間に渡ってノックアウト方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。

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