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KOREA、最終戦は城北に3-0快勝 可能性信じ優勝つかむ
写真:先制ゴールを蹴り込むKOREAの崔鉉奎。
東京2部1BFC KOREA 3-0 スペリオ城北
上位チームとの直接対決に敗れ、残り3試合を迎えた時点ですでに3敗を喫していて、優勝は遠いものと思われたKOREA。仮に自らが勝ち続けても、他の上位チームが勝ち点をとりこぼしていかない限り、優勝の機会は訪れない。が、まさにリーグ最終盤、最終戦にその機会が訪れた。
この日の最終戦、15分先に開始される2位LLENO対3位OLIVASの直接対決で、唯一自力優勝の可能性があるOLIVASが引き分け以下に終われば、KOREAに優勝の可能性が芽生える。もちろんKOREAとしては目の前のスペリオ城北に勝つことが優勝への最低条件。
LLENO対OLIVASが0-0で推移するなか、KOREAは20分に先制した。開始から城北の堅い守備の前になかなかチャンスを作れずにいたが、スルーパスで抜け出したFW崔鉉奎が右足で蹴り込で先制。さらに38分にも右からのFKを崔鉉奎が頭で合わせて貴重な追加点。前半を2-0で折り返した。
このまま勝利しても優勝の行方は他チームの結果次第だったが、KOREAは特段戦い方を変えず、焦らず安定したゲーム運びを展開。そして20時25分過ぎにLLENO対OLIVASが0-0のままタイムアップ。勝てば優勝のKOREAは、後半アディショナルタイム3分、梁碩柱が直接狙ったFKのこぼれ球を途中出場の文寿賢がボレーで蹴り込んで優勝を決定づける3点目。
直後に試合終了の笛が鳴り響き、KOREAの優勝が決定。2018年に1部から降格して以来7年ぶりとなる1部復帰を果たした。
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