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写真:後半、FW原田のヘッドはポストを叩いた。

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クリアソン、鈴鹿に0-3敗戦 下位脱せず

写真:後半、FW原田のヘッドはポストを叩いた。

日本フットボールリーグ(JFL)のクリアソン新宿は11日、国立競技場でアトレチコ鈴鹿(三重)と第28節を戦い0-3で敗れた。前半に鈴鹿のMF濱名真央にミドルシュートを決められるなど2失点し、後半はクリアソンも反撃の機会を多く作ったが決められず、逆に83分に3点目を奪われた。

クリアソンは勝ち点22で15位。JFLは残り2試合の状況で、14位ミネベアミツミ、15位クリアソン、16位横河武蔵野が勝ち点22で並んでおり、残留争いが熾烈。最下位は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦にまわり、敗れた場合は地域リーグへ降格となる。次節、クリアソンは16日にホームの味の素フィールド西が丘でミネベアミツミとの直接対決に臨む。

なお、この日は平日開催にもかかわらず、1万4907人が詰めかけた。鈴鹿の元日本代表のFW三浦知良はケガのためメンバー外だったが、この日の11月11日にちなんだ「サッカーの日」と題した試合前のセレモニーではチームを代表して花束を受け取った。

【写真】両チームの11番(中央:新宿・赤井、鈴鹿・三浦)が花束を受け取った。

シュート15本決まらず 逆に3失点

クリアソンはエリア内で放ったMF高橋のボレー、池谷のドリブルシュート、FW齊藤のヘッドなど前半から惜しいシーンは幾度とあったが決まらなかった。対して鈴鹿は精度の高いスーパーなミドルを13分に濱名、34分に小野寺がそれぞれねじ込んで2得点。特に1本目の左ハーフの濱名のカットインからの右足のシュートは北嶋監督も「警戒していたにもかかわらず決められてしまい、流れをもっていかれた要因」と嘆いた。

後半も同様。大﨑や小島のシュートが相手GKやDFのブロックに阻まれ、FW原田のヘッドがポストを叩くなど一向に決まらず。逆に83分にはカウンターから失点した。結局、相手のシュート10本を上回る15本を放ちながら無得点と、最後までゲームの流れをつかめなかった。

次戦は残留を争うミネベアミツミとの直接対決。「僕らにとって大切なゲームになる。そこに向けて切り替えてやっていく」と監督は厳しい表情で次戦を見据えた。

【ハイライト】クリアソン新宿 0-3 アトレチコ鈴鹿

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