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武蔵野、残留厳しく 一時同点もソニー仙台に1-2敗戦
写真:武蔵野は小林がPKを決めるも1-2で敗戦。
JFL、横河武蔵野は16日、ホームの武蔵野陸上競技場でソニー仙台(宮城)と第29節を戦い1-2で敗れた。武蔵野は勝ち点22の16位(最下位)のままで、最終戦はアウェーでHonda FC(静岡)と戦う。
仮に最終戦で勝つか引き分けて勝ち点を積み上げたとしても、最下位を脱せるかどうかは14位クリアソン、15位ミネベアミツミの結果、得失点差次第となる。最下位となった場合は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦にまわり、勝てば残留、敗れた場合は関東リーグへ降格となる。
勝ち点1も遠く 5連敗
せめて勝ち点1でも挙げれば最下位を脱せた武蔵野だが、ソニー仙台に1-2で敗れて最下位のまま。いよいよ崖っぷちに追い込まれて来週の最終節を迎えることになった。
ホーム最終戦、サポーターの必死の声援も勝利には届かなかった。前半38分、FKでゴール前に入ったボールをソニー仙台の長江に頭で叩き込まれて失点。後半13分には右サイドで突破を図った川戸が倒されて獲得したPKを主将の小林が決めて同点に追いつき、逆転への雰囲気も漂った。
だが、4連敗中のチームの悪い流れは簡単には断ち切れない。63分、ゴール前で守備の人数は揃っていながら、自陣左から放り込まれたクロスをソニー仙台の山田にヘディングで決められて勝ち越しゴールを献上。終盤はCKやFKから力ずくでゴールを狙うもののネットは揺れずにタイムアップ。最終戦にすべてをかけるしかなくなった。
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