東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:ドリブルで強引に攻め込むセルベッサのFW浅田。

東京都社会人サッカーチャンピオンシップニュース

セルべは城北に3-1逆転勝ち 後半PK3回獲得

写真:ドリブルで強引に攻め込むセルベッサのFW浅田。

【Aブロック決勝】CERVEZA 3-1 城北

 昨季東京1部2位のセルベッサが2部城北に辛うじて逆転勝ちをおさめ、1部勢として唯一の2次戦進出を果たした。26分に訪れた先制点のビッグチャンスを保田が決めていれば勢いに乗れたはずが、それを逃すと一転、1分後には城北のFW加部に決められて追いかける展開に。以降は焦ってゲームを進める割に自陣で奪ったボールを素早く前に運ぶ中盤の展開力も、後方から追い越していく走力も乏しく前半は0-1。

 後半の立ち上がりに城北に作られた2回の決定機を決められていたらゲームは決まっていたかもしれないが、GK前川が立ちはだかるとようやく潮目が変わった。後半14分、CKから金島がヘッドで押し込もうとしたボールを相手が手で阻み、PK獲得と相手にはレッドカードが提示されて数的優位も獲得。これを大森が決めて同点に追いつくと、その直後にはFW浅田がエリア内に突進したところで足を引っ掛けられてPKを獲得し、一気に逆転に成功。

 さらに終盤にもカウンターで抜け出した浅田がPKを獲得し、自らが決めてダメ押し。流れの中からの得点こそなかったものの3回得たPKを確実に決めて、1部としての面目を保った。石割監督は「まだまだ勝敗を分ける局面でパワーを使えていないし、頭と体がシーズン仕様になっていない。次の南葛戦は成長の機会にしたい」と、5年ぶりの2次戦進出も喜びは控えめに淡々と話した。

◇日程・トーナメント表

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