クラブチームサッカー選手権ニュース
東蹴、REALが決勝へ クラブ選手権
写真:前線でボールをおさめる東蹴のFW酒井。
全国クラブチームサッカー選手権・東京大会は8日、準決勝2試合を都内で開催。第一試合は東京1部の東京蹴球団が同2部の東京SONICに4-0で快勝。第二試合はREAL TOKYOがシティF.Cとの東京2部同士の一戦を3-1で制し、それぞれ決勝に駒を進めた。東京蹴球団は2013年に連覇を達成して以来となる決勝進出で、REAL TOKYOは初。決勝は7月23日に多摩市・南豊ヶ丘フィールドで16時キックオフ。
東蹴、終わってみれば4点快勝
<東京蹴球団 4-0 東京SONIC>
序盤はSONICが攻勢で、池野のFKがバーを叩いたり、サイドから崩して松浦が決定的なシュートを放つなどゴールの匂いを漂わせた。だが、そんなゲームの流れに関係なく、東蹴は28分、酒井がゴール正面のFKを鮮やかに左すみに仕留めて先制。内容よりも結果で流れを手繰り寄せると、後半早々にはFKからチャンスを作り、ゴール前のこぼれ球をCB長谷川が押し込んで2-0。
以降は時間が経つにつれて力の差が鮮明になっていき、63分、さらに終了間際のロスタイムには途中出場のFW氏橋が立て続けにゴールネットを揺らして4-0。翌日のリーグ戦を見据えて主力の一部を温存しながらも、東蹴が順調に決勝に駒を進めた。
全国クラブチーム選手権・東京大会