クラブ選手権は東蹴が優勝 3-0でREAL下す
写真:前半に先制ゴールを決めた東蹴の須貝。
全国クラブチームサッカー選手権・東京大会は23日、東京蹴球団-REAL TOKYOの決勝を多摩市・南豊ヶ丘フィールドで開催。東京1部の東京蹴球団が同2部のREAL TOKYOを3-0で下し、2013年以来の優勝を果たした。東京蹴球団は8月に神奈川県藤沢市で行われる関東大会に東京都代表として出場する。
メンバー分散も勝負強く 東蹴優勝
決勝とリーグ戦の日程が重なり、メンバー分散を余儀なくされた東蹴だが、ベストメンバーが揃わずとも格下となるREALを相手に3-0で勝利。2013年以来の優勝を果たした。
内容よりも結果重視の決勝戦、前半に得意のセットプレーから2得点を挙げた。22分、左からのCKを須貝が右足で巻いて直接ゴールネットを揺らし、さらに31分には右からのCKを中央でCB西田がダイレクトで蹴り込み追加点。技術レベルで差はなくとも、要所における球際の強さ、セットプレーの強さで違いを見せつけた。
ハーフタイムにはCB長谷川、MF宮原の2人が退き、一足先に19時キックオフのリーグ戦に向けて出発。それでも、48分にはMF萩原が左足でミドルシュートを決めて3点目を追加するなど後半も安定したゲーム運びを披露。そのまま3-0でゲームを終わらせ優勝を飾った。
試合後、メンバーは表彰式を終えるとすぐにリーグ戦途中合流へ向けて足早に会場を去り、そのリーグ戦も2-0で勝利。優勝にしっかりと花を添えた。
一方、初優勝を狙ったREALは何度か好機を作りながらもオフサイドに引っかかるなど得点を奪えず、1回戦から3戦連発を狙った浅田も最後までネットを揺らすことができなかった。
全国クラブチーム選手権・東京大会