東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:試合後に悔しさをにじませ挨拶をする日大の主将熊倉ら。

天皇杯予選ニュース

日大は「らしさ」消され、48年ぶり出場ならず

写真:試合後に悔しさをにじませ挨拶をする日大の主将熊倉ら。

天皇杯東京予選決勝横河武蔵野 1-1(PK5-4)日本大学

 日大は勝てば東京トーナメント初優勝、天皇杯へは1976年以来48年ぶりの出場だったが、かなわなかった。

 前線からプレスをかけてアグレッシブに仕掛けていく自らのスタイルが、この日は武蔵野の早い段階で蹴ってくるロングボールと噛み合わず、逆に両サイドの背後を取られたり、最終ラインの裏を一発でとられたりとチグハグな展開が続いた。「うちらしさを出せなかった。前からの守備がはまらなかった」と川津監督はいい、主戦場を空中戦、セカンドボールといった肉弾戦に持ち込まれると、59分にはセットプレーで先に失点。

 それでも1点追う終盤はサイドのオーバーラップに加え、密集地帯の中央からもショートパスでくぐり抜けてFW熊倉がシュートに持ち込むなど果敢にゴールに迫り、最後の最後にCKから國枝が劇的な同点ゴールを決めた。

【写真】同点ゴールを喜ぶ國枝(27番)らイレブンたち。

 だが「その流れで延長戦をものにできなかったのが敗因」と川津監督が言う通り、延長戦前のわずかな休息でメンタルを立て直した社会人の息の根を止められず、PK戦は4人目の大久保、6人目の平尾が失敗し、最後は涙をのんだ。48年ぶりの天皇杯出場にあと一歩届かず、監督は「来年またこの舞台に戻ってきたい」と雪辱を誓った。

武蔵野が激闘PK戦で制す 日大破り4年ぶり天皇杯へ

ゲームハイライト

決勝:横河武蔵野 1-1(PK5-4)日本大学
準決勝:横河武蔵野 3-1 早稲田大学
準決勝:エリース東京 2-3 日本大学

大会日程・トーナメント表

第29回東京都サッカートーナメント

◇天皇杯 日程・結果
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
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