東京が埼玉との交流戦で7連勝 3-1勝利
写真:東京は中島のゴールなどで快勝。
2022年シーズンのベストイレブン、優秀選手などで構成する東京都リーグ選抜と埼玉県リーグ選抜による第31回目の交流戦が8日、東京多摩市の多摩フットボールセンターで行われ、東京都リーグ選抜が3-1で勝利した。東京は交流戦7連勝を飾り、通算成績は東京の14勝3分け11敗となった。
先に3点 終盤に1点を失うも監督「十分な結果」
東京は1部リーグベストイレブン、優秀選手の計17人で臨む予定だったが、仕事やケガの影響などもあって10人が辞退し、大幅にメンバーを入れ替えてチームを再編成。GK峯(SHIBUYA)、DF成田(東京蹴球団)、MF植松(SHIBUYA)、FW宮川(アローレ)などが先発に名を連ね、4-3-3の布陣で臨んだ。
序盤から運動量やボールを動かす技術で上回った東京は、右サイドの倉持(東京海上)のドリブル突破や2列目の選手たちの果敢な飛び出しなどで好機を作ると、31分に中島(CERVEZA)が左足で豪快に先制点を奪って前半を1-0で折り返した。さらに後半開始1分には1部リーグ得点王の宮川(アローレ)が倉持のクロスをヘディングで決めて追加点を奪い、53分にも再び中島がゴール前で決めて3-0とした。
ただ、そこからはスコアが開いた状況もあってややオープンな展開となり、東京は運動量も落ちて劣勢の時間帯も。それでもGK井上(ZION)やCB成田(東京蹴球団)を中心に守り、最後に埼玉に1点を返されたものの3-1で逃げ切った。
選抜チーム3度目の指揮を執った石割監督(CERVEZA)は「準備期間もなく、顔と名前が一致しない選手もいた中で、それぞれが自分の実力を出してくれた。十分な結果」と満足そうな表情をうかべ、「この選抜チームで出来た仲間のつながりが、またリーグ戦で戦う時のお互いの刺激にもなるし、東京のレベルアップにつながると思う」と話した。
埼玉県・東京都社会人サッカー交流戦
- 東京都リーグ選抜 3-1 埼玉県リーグ選抜
【得点者】
31分 中島 秀隆(東京)
46分 宮川 瑞希(東京)
53分 中島 秀隆(東京)
87分 谷沢 郁弥(埼玉)
【先発】
GK 峯 達也(SHIBUYA)/HT OUT
DF 橋爪 瞭(早大ア式FC)/HT OUT
DF 中畝 楓流(東京海上)
DF 成田 一輝(東京蹴球団)
DF 阿部 翔平(SHIBUYA)/56' OUT
MF 植松 亮(SHIBUYA)
MF 有路 龍太(Intel Biloba)/HT' OUT 72' IN
MF 大森 勇希(CERVEZA)
FW 倉持 快(東京海上)
FW 宮川 瑞希(アローレ)
FW 中島 秀隆(CERVEZA)/72' OUT
【控え】
GK 井上 大地(ZION)/HT IN
DF 大村 俊輔(SHIBUYA)/HT IN
MF 積田 隼輔(東京海上)/HT' IN
FW 林 慶之(アローレ)/56' IN
東京都社会人サッカーリーグ1部