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三菱養和、一時逆転もラストPK献上でドロー
写真:後半に養和は伊藤が逆転ゴールを決めたが逃げ切れず。
【東京1部】三菱養和 2-2 東京蹴球団
前半32分にCB小池の軽いプレーを東蹴のFW政森に突かれて、そこからカウンターを浴びて失点。それでもこの日は簡単に気落ちせず、東蹴の高さに対し、FW木村、冨岡といった長身選手を欠いても地上でボールを走らせしっかりと攻めた。
1トップに入った秋元をうまく使いながら、小気味よいショートパス、ドリブルでせっせとゴール前にボールを運び、後半30分には途中出場の倉嶋のカウンタードリブルから最後は秋元が決めて同点。さらに、そのわずか3分後には中盤で相手のボールを奪ってカウンターを仕掛け、右からの折り返しを伊藤がダイレクトで仕留めて逆転に成功。第2節以来5試合ぶりの勝利が見えた。
が、簡単に終わらない。逃げ切りを図るはずが、試合終了が近づくに連れてファウルと警告が増えていき、89分には交代で入ったばかりの千葉が一発退場。何とか10人で耐えていたが、追加タイム5分、CKの流れから東蹴・眞砂にシュートを許すと、ブロックに入った倉嶋がハンドを取られてPKを献上。やや可愛そうな面もあったが、主審の立ち位置、視点からするとPK判定は致し方なし。これを決められて2-2でタイムアップ。第2節以来となる2勝目はまたしてもお預け。通算成績は1勝3分け3敗となった。
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