写真：後半に貴重な追加点を決めた小松。

【東京1部】Biloba 0－3 東京海上

　早々に数的優位を得たとはいえ前半を終えた時点のリードは1点で、後半は風下にコートチェンジ。はやく次の1点がほしい大事な時間帯に主将がしっかりと決めた。

　後半開始10分、左サイドを堀田がドリブルを仕掛けて、相手の最終ラインをグッと押し下げると、エリア手前はぽっかりとスペースが空いてくる。その踊り場を「常に狙っていた。パスが来たら思いっきり振っていこうと決めていた」という小松。

　堀田が存分に相手を寄せ付けてマイナスに折り返したボールを、駆け込んだ小松は右足で一直線にネットに突き刺した。「大学時代から何度も堀田のパスをもらっていたし、あの形は阿吽の呼吸。決めるだけだった」と相方に感謝した。

・31歳の小松「楽しかった」久しぶりの国体参加

　その堀田と共に小松は平日の国体練習会にも参加中で「国体の皆さんと平日にボールを蹴れて、ようやく（ケガから復帰後の）サッカー面でのコンディションがあがってきた。間合いの詰め方、セカンドの反応、そういった受動的、反射のスピードが特に」。それでもまだまだ本来のコンディションには到達していないらしく「ここからさらにあげていきたい」と本格復帰に向けて貪欲だった。

小松のゴールシーン

東京都社会人サッカーリーグ1部

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