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政森決められず 東京蹴球団は2敗目
写真:後半にゴールを狙う東蹴のFW政森。
【東京1部】Intel Biloba 1-0 東京蹴球団
シュート数では12対3と相手を大きく上回った東蹴だったが結果は0-1。ただ、実際にはシュート数ほどに好機が作れたかというとそうでもなく、セットプレーからゴール前で成田が競り勝ったり、そのこぼれ球を狙う形がほとんど。FW政森は「なかなかほしいタイミングでパスが出てこなかった。もっとすり合わせていかないといけない」と唇をかんだ。
その政森自身も79分のチャンスを決められなかった。自陣から須貝が裏に蹴り出したボールを相手DFよりも一瞬早く抜け出して好機に変えたが、右足のシュートはGK徳吉の手をかすめてポストに嫌われた。「徳吉さんとは仲もいいし、彼がこの試合でチームを退団することも知っていたので何とかその彼からゴールを奪いたかった。でもやっぱり、あれはナイスセーブだったと思う」と相手を称えた。
これでチームは2敗目。ここまで敗戦こそ少ないものの、引き分けが多く通算成績は3勝3分け2敗と、思ったほど勝ち点は伸びていない。引き分けを勝ちに変えるためにも、政森は「もっと自分がゴール前の仕事に徹するようにならなくてはいけない。チームとして取り組んでいきたい」と話した。
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