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EDOは3連敗 ロスタイムに落とし穴
写真:3連敗を喫し苦い表情のEDOの選手たち
【東京1部】EDO 2-3 CERVEZA
前半は自陣でしっかりとブロックを作り、奪ってからは自慢のスピードに乗った攻撃を中央、左右から仕掛け、31分にはカウンターから瀬戸が先制点。さらに69分にはロングボール1本で吉野が追加点を挙げた。78分にCKから1点を返されたものの、純粋な90分ゲームでは和田監督が「スカウティングしていた通り、思い描いていた通りのゲームができていた」ということになる。
だが、落とし穴が待っていたのは後半の追加タイムに入ってから。92分にCKから同点とされると、勝つか、引き分けるかの思いがピッチ内で交錯したのか、点も取れず、なおかつ失点するはめに。95分に痛恨の一撃を食らって逆転負け。つかみかけた勝ち点3、勝ち点1がたった数分でするりと逃げた。
「サッカーの怖さを改めて痛感した。まだまだ自分たちには1点を守り抜く力、勝負強さが足りない。逆にセルベッサさんは粘り強く、したたかさがあり、勝つためにゲームを進めるのがうまかった」と監督は痛恨の面持ちで振り返った。これで開幕6連勝しながら、その後は1分けをはさみ3連敗。4試合勝利がない状況に「自分たちは試されている時。若い選手たちが逃げずにどう向き合うかだと思う」と話した。
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