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東蹴、2戦連続4-0勝利 攻守に力発揮
写真:4点快勝を飾った東京蹴球団。
【東京1部】東京蹴球団 4-0 駒大GIOCO
前節の東京海上に続き、4連勝中のGIOCOも撃破。上位陣を相手に2試合連続4-0の勝利を挙げ、主将の廣澤は「3位以内に向けて自信になる」と胸を張った。
ポイントはロングボール主体のGIOCOの蹴り合いに付き合わず、自らの土俵に持ち込めたこと。相手の縦に蹴ってくるロングボールをCB成田らが強烈に跳ね返す。ここまでは昨季と一緒だったが、今季は拾ったボールを単純に蹴って押し返すのではなく、FW政森に一旦預けて、それを収めて、展開まで持っていく。この足元でつなぐ一連の流れが効果的だった。
「今季はよりボールをつなぐことを意識している。それに守備陣の跳ね返しはうちのストロングとして変わらずあるので、自分たちは次の攻撃に向けたランニング、セカンドを拾うことに意識を向けられた」と廣澤。その廣澤が40分と、前半アディショナルタイムに政森絡みの攻撃から立て続けにネットを揺らし2得点。
2-0で迎えた後半はGIOCOの反撃を受けながらも、持ち前の粘り強い守備で無失点を保ち、徐々に主導権を奪い返すと84分には途中出場の池尻がゴール前のこぼれ球を蹴り込んで3点目。89分には須貝がFKを直接沈めて4点目を奪って試合を終わらせた。東蹴は2連勝で勝ち点を18とし、暫定5位に浮上。
東京都社会人サッカーリーグ1部