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写真:東京Uプラスは荒川の先制点を皮切りに4点を奪った。

東京都リーグニュース

東京Uプラスは海上に4点快勝

写真:東京Uプラスは荒川の先制点を皮切りに4点を奪った。

【東京1部】東京海上 0-4 東京Uプラス

先制点を機に伸び伸びプレー

 東京Uプラスは監督不在のなか2連勝を飾り、勝ち点を18に伸ばして8位に浮上した。

 この時期、15分刻みで行われる飲水タイムをひと区切りとするなら、最初の15分、次の30分までの時間は完全に東京海上のゲーム。だが、意外にもこのわずか1分ほどの小休止が、その後のゲームの流れを良くも悪くもガラッと変えることがある。第3セットに入ると突如、東京海上の足取りが重くなり、逆に東京Uプラスが盛り返した。

 38分、東京Uプラスは左からゴール前に放り込んだ小田のクロスが一旦は右に流れたが、木村がおさめて後ろに下げたボールをDF小山が再度ゴール前にクロス。それを中央で荒川がヘッドで突き刺し、先制した。

 この1点が以降の試合展開を大きく左右することに。上位3チーム入りを目指す東京海上はここまですでに4敗を喫し、これ以上負けられないといったプレッシャーからか攻守のバランスに乱れが生じた。一方で今季は「残留」を目標に掲げる東京Uプラスはリードと共に心にゆとりを得て、伸び伸びプレー。

 中でもケガ明けの左ハーフの小田が、前半途中まで見せていた東京海上のMF堀田のように颯爽と左サイドを駆け抜けて好機を演出。後半開始8分には、小田の突破からカウンターを発動し、木村のドリブルシュートはバーを叩いたが、その跳ね返りをFW上村がボレーで蹴り込んで追加点。

 さらにそのわずか3分後にはMF杉山の左足がうなって3点目が決まり、後半冒頭ながらほぼ勝負あり。その後も攻めてはいるものの点が取れない東京海上に対し、東京Uプラスは80分に小田のクロスを途中出場の石川があっさり決めて4点目。

【ハイライト】東京海上 0-4 東京Uプラス

 終わってみればどちらが去年の優勝チームかと疑いたくなる4-0のスコアで、東京Uプラスが勝利した。

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