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写真:エリア内に侵入する三菱養和の佐藤と止めにかかる江戸川の渡部。

東京都リーグニュース

三菱養和、残留へ前進 直接対決無難に制す

写真:エリア内に侵入する三菱養和の佐藤と止めにかかる江戸川の渡部。

【東京1部】三菱養和 3-1 23FC江戸川

 開始1分に江戸川がカウンターから西尾がループシュートを決めて先制。三菱養和も12分に冨岡の落としを柳が左足で決めてすかさず同点に追いつき、さらに16分にはFKから引間がバックヘッドを決めて逆転に成功。たった16分間で取っては取られと3つのゴールが生まれ、残留を争うライバル同士の直接対決だけあって熱を帯びる展開を匂わせた。

 だが、互いに攻め好きでありながらも以降はさほど白熱せず。どちらかというとDF下村、MF引間、FW冨岡と要所で確実にボールを収めてさばける三菱養和が淡々と攻め、江戸川はいい形でボールが奪えず、逆襲の機会も少なくいつまで経っても勢いに乗れぬまま。若さあふれる江戸川の攻撃を見せてこそ勝利への道も開けただろうが、後半から出場の三菱養和の木村が58分に3点目を奪った時点でほぼ勝負あり。

 71分に江戸川もメンバー、システム変更で戦況打開を図ったが、78分に牧野が2度目の警告を受けて退場になると反撃の芽は潰えた。残り10分ほどは三菱養和の田中、木村が4点目を奪いかけたが、スコアは動かぬままタイムアップ。三菱養和が残留を争うライバルから貴重な勝ち点3を手にした。

 とはいえ三菱養和も勝ち点12で順位は降格圏の16位。残り試合数は4と厳しい状況は変わらず。一方の江戸川は同8で17位。残り試合数は5と、こちらもあとがない状況となっている。

FW木村は貴重な追加点「残留はまだ見えてない」
【ハイライト】三菱養和 3-1 23FC江戸川

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