東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:ゴール前のシュートチャンスを逃すアローレのFW林。

東京都リーグニュース

アローレ4位届かず 最終戦GIOCOに黒星

写真:ゴール前のシュートチャンスを逃すアローレのFW林。

 東京1部は30日、アローレ-GIOCOの1試合を八王子市・文化杉並学園八王子グラウンドで開催。引き分け以上で4位に浮上して今季を終えられるアローレだったが、1-2で敗れて勝ち点31の5位で終了。今季の通算成績は10勝1分け7敗だった。一方のGIOCOは勝ち点を24に伸ばして11位に浮上。最終戦はZIONと戦う。

引分け以上で4位も決め手欠く もどかしさ残る5位

 今季3位以内・関東大会出場という目標は果たせなかったものの、この試合を引き分け以上で終えれば2019年以来の4位の好成績で終えられるアローレ。だが、結果は今季低調が続いたGIOCOを相手に1-2で敗戦。5位で今季のリーグ戦を終えた。

 試合前に「今日の結果次第では4位という結果を得られる。そのプレッシャーはもちろんかけた」というアローレの山田監督。だが、優勝や残留がかかったような、それほど大きなプレッシャーではなかったにもかかわらず、引き分け以上という結果を残せなかった。

 序盤からMF泉やFW林がシュートに持ち込むなど、ゲームの入りは悪くなかったが、30分にGIOCOの放り込んだFKをGK岡本がはっきり弾き返せず、こぼれ球を澤谷に蹴り込まれてあえなく失点。1点を追いかける後半もサイドを押し込み、そこから中央にFW林が飛び込み、MF中村らがシュートに持ち込む形を作るが最後の精度を欠き、逆に65分にはGIOCOの松永に決められて2点目を失った。

 72分にようやく青野が折り返したボールを中村が左足で決めて1点差に詰めよったが、あと1点、同点に追いつけば4位浮上という、その状況をなかなか打破できない。

 サイドからの崩しのシュートは相手のブロックに阻まれ、泉のCKはピンポイントで合わず、そのこぼれ球の福田らのシュートは枠を外れていった。まとめると監督が言う通り、「最後の精度を欠いた」ということ。「どれだけ崩し方がよくてもやはり最後の技術、精度が足りなかった。何かがかかった大事な試合の時、プレッシャー、緊張感の中で本来の力を発揮できなかった」。

 5位という上位で終えたものの、今季も初の関東大会出場には届かず、最後に4位を逃し、何かもどかしさが残る形でアローレの2023年シーズンは幕を下ろした。

 サイドからの崩しのシュートは相手のブロックに阻まれ、泉のCKはピンポイントで合わず、そのこぼれ球の福田らのシュートは枠を外れていった。まとめると監督が言う通り、「最後の精度を欠いた」ということ。「どれだけ崩し方がよくてもやはり最後の技術、精度が足りなかった。何かがかかった大事な試合の時、プレッシャー、緊張感の中で本来の力を発揮できなかった」。

◇試合後の監督の話
アローレ山田監督「目指すはもっと上」

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