東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:開幕戦を落とし引き上げるセルベッサのイレブン。

東京都リーグニュース

セルべ開幕黒星「甘さあった」石割監督

写真:開幕戦を落とし引き上げるセルベッサのイレブン。

【東京1部】三菱養和 2-0 CERVEZA

 東京1部勢として唯一、東京カップ2次戦準決勝まで勝ち進み、つい先日まで格上の関東1部勢と拳を交えていたセルベッサ。一方で、すでに開幕済みのリーグ戦に途中合流することの難しさを石割監督は以前から危惧しており、「今日も相当大事にゲームに入らせた」とのこと。

 だが、蓋をあければ昨季16位で開幕戦は5失点大敗していた三菱養和に0-2で完敗。「そこは大丈夫だろうとか、後ろが処理してくれるだろうとか、そういった甘さがみんなの中に0.5秒くらいあった。疲れなのか、油断なのか、なめているのか・・・」(石割監督)

養和がセルべ破り初勝利 10番引間が2得点

 CB菅井を欠いていたことも響いた。代役にユーティリティプレーヤーのMF保田を置いたが、相手のCF冨岡の高さ、パワーを制限するには少々ミスマッチに映り、むしろ左SBの新井をセンターに置き、保田を左SBに配置した方がよかったのではとも思えた。

「今日の養和は冨岡くんを信じてボールを当てて、前に推進力を持って攻撃してきた。割と養和らしくないサッカー、相手の勢いにはまってしまった」と監督。もちろんセルべの時間帯もあったが、そこで金島らが決定機を逃すと、終盤は焦りも混ざった熱い激しいプレーが余計に相手のアドレナリンを引き出す結果を招き、養和の身体を張った守備の前に逃げ切りを許した。

 とはいえ長いリーグ戦の一戦を終えたばかり。監督は「先のことはまったく見ていないし、うちは一つ一つ戦うチーム。大事なのは次の試合。勝てなくても絶対に連敗しないこと」と切り替えていた。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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