東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:先制点を決めて駆け出す三菱養和の引間。

東京都リーグニュース

養和がセルべ破り初勝利 10番引間が2得点

写真:先制点を決めて駆け出す三菱養和の引間。

【東京1部】三菱養和 2-0 CERVEZA

 開幕戦の5失点大敗に続き、ここでセルべにも下馬評通りに屈せば、今季も残留争いに巻き込まれるのは目に見えていたような。それをチーム一丸となってひっくり返した。試合前に主将・関野から「チームのために」という言葉が強調されたらしく、全員が最後までよく走り、身体を張ってそのメッセージを体現した。

N.は養和に5点快勝 攻撃多彩

 前半の先制点が大きかった。14分にエリア手前のルーズボールを拾った冨岡がゴール前に放り込むと、それを10番の引間が頭をひねり、珍しくヘディングシュートでネットを揺らした。「自分が求めていたところにボールが来たわけではなかったが、うまくはいった。もともと前線の選手だったのでその感覚が若干残っていたのかな」とはにかむ引間。

 サヨナラ勝ちしたかのような歓喜の輪をつくって盛り上がると、その勢いで25分にはエリア内でMF柳が押し倒されてPKを獲得。これを引間がビシッと決めて2-0。ここから勝利への道のりも決して平坦ではなかったが、2点リードで迎えた後半は相手のセルべが東京カップ2次戦で格上に見せたような身体を張った守備、そして機をみてカウンターの戦いを徹底。

 決定機を作られもしたが、逆に作りもしながら時間を進め、そのままタイムアップで初勝利。引間は「相手にペースを握られたなかでの我慢が今日は出来た。この1勝で空気は変わると思う。この戦いをベースにしていきたい」と充実した表情で語った。

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東京都社会人サッカーリーグ1部

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