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N.は養和に5点快勝 攻撃多彩
写真:前半にチームの3点目を決めたFW瀧本。
【東京1部】FC N. 5-1 三菱養和
昨季4位で惜しくも2年連続の関東大会出場を逃したN.は三菱養和に5-1で快勝。立ち上がりはMF宮原の左足のキックの精度が光った。開始3分に左CKを宮原が中央に入れると、ファーサイドに流れたボールをMF千葉武が胸で押し込んでいきなりの先制。さらに22分には左奥のFKを宮原がファーサイドに届け、それをDF宮坂が頭で飛び込んで2点目。
セットプレーだけでなく、自陣でボールを動かしながら相手が食いついたところで裏を突くビルドアップも相変わらず巧み。17分過ぎの瀧本のDFラインの背後に抜け出たゴールこそオフサイドだったが、28分には千葉武のスルーパスから再び瀧本が抜け出し、冷静に決めて前半は3-0。
後半早々には宮原が4点目を奪うと、その後1点を返されたものの73分に瀧本の左からのクロスを千葉剛大が頭で合わせて5点目。セットプレー、背後を突くスルーパス、サイドからのクロスと多彩な攻撃を見せたN.が2年ぶりの関東大会出場へ好発進した。
三菱養和は立ち上がりから集中力緩慢
今季の新加入選手はベンチに置き、スタートは昨季の主力で臨んだ三菱養和だったが、前半の出来は去年と変わらず。開始3分、22分に苦手のセットプレーでやられて、28分には最終ラインの乱れを簡単に突かれて3失点目。
後半頭から新加入の佐藤聖や途中から長身のFW冨岡、さらにはJ1・名古屋などでもプレーした新加入の田中輝希も投入。だが、65分に波多野が1点を返すにとどまり、後半も2失点。開始早々の失点から始まり、90分を通して養和らしさを出せた時間は少なかった。
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