東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:ゴールを狙う東京ベイの福島と阻むKOREAの慎鏞紀。

東京都リーグニュース

東京ベイがKOREAに逆転勝ちで5連勝 2部3B首位攻防戦

写真:ゴールを狙う東京ベイの福島と阻むKOREAの慎鏞紀。

【東京2部3B】東京ベイ 2-1 KOREA

 雨を含んだピッチでも存分にボールを走らせ、幅広い攻撃で次々にゴール前にボールを運んだ東京ベイ。重心は後ろに置きながらも、粘り強い守備からのカウンターでゴールに迫ったKOREA。互いにもっと得点が入っても良さそうなくらいゴール前のハイライトがあったが、結果は2-1。東京2部3ブロック、開幕から無敗同士の首位攻防戦は東京ベイが制した。

 先制したのはKOREA。序盤の東京ベイの攻撃をしのいだ12分に、崔希正が自陣でボールを奪ったところからドリブルで中央を突破し、ラストパスを金将秀が鮮やかに決めてカウンターを成功させた。ただ、早すぎる先制点が余計にKOREAを受け身に、逆に東京ベイの攻撃を加速させた面も否めなかった。それでも前半はKOREAの驚異的な粘りの前に、東京ベイはあと一歩、あと半歩のところまでゴールに迫りながら1点が奪えず。

 東京ベイのMF神沼は「FWでボールも収まっていたし、内容的には問題なかった。1点を取れればいけると思っていたのでその1点待ちだった」と焦りの色はなし。その1点がようやく訪れたのは52分。左サイドから内藤がグラウンダーで入れたFKを、エリア内のFW加部がボールの勢いを消さずにうまくコースを変えてゴールに流し込んだ。

 1点が入ると神沼の言葉通り、次の追加点もすぐに決まった。57分、加部のポストプレーから右サイドを阿部が抜け出すと、鋭いクロスを福島がダイビングヘッドで突き刺し一気に逆転に成功。その後も東京ベイのハイレベルな攻撃が続いたが、KOREAもKOREAで守備陣が粘りながら1点差を保ち、あわよくばカウンターから同点に追いつけそうな決定的なシーンも1回、2回。

 それでもスコアは動かず2-1で東京ベイがそのまま勝利。開幕からの連勝を5に伸ばし、KOREAは4勝1分け1敗となった。

東京都社会人サッカーリーグ2部

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