東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:後半ロスタイムに決勝ゴールを決めるCriacaoのFW鈴木。

東京都リーグニュース

途中出場のFW鈴木諦めず決勝点

写真:後半ロスタイムに決勝ゴールを決めるCriacaoのFW鈴木

【東京2部1B】TOKYO2020 FC 2-3 Criacao Procriar

 2-2で迎えた後半追加タイム3分。後方から前線に入った1本のロングボールを懸命に追走。相手DFの方が一足先にボールに追いついていたが、それでも「ボールが来ると仲間を信じ、自分を信じて走った」と鈴木。結果的にプレッシャーを感じた相手が処理を誤り、ミスキック。ルーズボールをかっさらって独走し、落ち着いてGKを外してゴールに流し込み、歓喜を呼び込んだ。

Criacao Procriar 全勝対決制し10連勝

 鈴木は「仕事もあるなか平日も土日も練習をやっている。この瞬間のためにやっているんだと思う」とうなずき、また、決勝点を生み出した直前のGK公文の好セーブを称え「あんなセーブを見せられたらFWが結果を出して恩返しするしかないと思っていた。彼のプレーがあってこその得点だった」と感謝も述べた。

 これでチームは10連勝。とはいえ残り4試合あり、同じく10連勝の明治学院との大一番も残す。「あくまで今季の目標は1部昇格。今までやってきたことに加えて、さらにここから積み上げて昇格をつかみたい」。殊勲の9番は充実した表情で残りの戦いに視線を向けていた。

東京都社会人サッカーリーグ2部

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