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写真:ゴールを決めて駆け出す城北のFW長峯。

東京都リーグニュース

城北は3位浮上 自力優勝の可能性継続 東京2部

写真:ゴールを決めて駆け出す城北のFW長峯。

 東京2部2ブロックのスペリオ城北は15日、OLIVASに3-1で逆転勝ちをおさめ、勝ち点を25に伸ばして暫定3位に浮上した。城北は残り5試合を全勝すれば他チームの結果に関係なく優勝となるが、首位RFC、2位BANDELIEとの直接対決も残っている。次節は22日にGriffin東京と戦う。一方、敗れたOLIVASは勝ち点8で13位につけ、残り試合数は4。

下位OLIVASに後半3点逆転勝ち 残り5戦

 優勝を狙う城北は下位に沈むOLIVASを相手に、可能であれば大量点を奪って勝っておきたかったはず。だが、前半は吉見監督が「距離感も遠く、セカンドも拾えず、ひどかった」という内容。19分にFKからOLIVASの岩瀬にヘディングで決められて0-1で折り返した。

 それでも後半はハーフタイムの監督の発破が効いたのか、出足鋭く、得意のサイド攻撃が機能。「開始15分までに1点を取ってこい」という監督の指示の上をいく、開始4分、さらに11分にサイドからのクロスにいずれもFW長峯が頭を突き出し2得点。一気に逆転に成功した。67分にはCKから最後は二ッ矢が決めて3-1とし、下位チームから無難に勝ち点3を挙げた。

 今季はこれまで絶対的な存在だったFW加部未蘭が退団しチームはスタート。途中、勝ち点3を取りこぼす試合もあったが、ここまで8勝1分け1敗と、優勝レースにはしっかりとしがみついている。「誰か1人に頼らず、今季は中盤で時間を作り、外から崩す形を狙っている。最後はボックス内で吉田、長峯といった点を取れる選手がいるので、そこに良いボールを入れようと。少しずつ形になってきてはいる」と監督は手応えを口にする。

 とはいえ残り5戦。上位との直接対決も残す中で、優勝を目指せるチームになってきたかとの問いに対しては「まだまだ厳しい」ときっぱり。「一戦一戦、トーナメントのつもりで負けたら終わりの状況に変わりはない。目の前の試合をみんなでこなし、積み上げていくしかない」と淡々と話した。

【ハイライト】スペリオ城北 3-1 OLIVAS

東京都社会人サッカーリーグ2部

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