東京2部2ブロックはRFCとBANDEに優勝の可能性 城北は試合前にV消滅
写真:BANDELIEはMF岸の活躍で城北に勝利。優勝に望みをつないだ。
東京2部2ブロックは29日に4試合を行い、首位RFCがデーゲームで品川に4-1で勝利し、勝ち点を38とした。この時点で最大勝ち点37の3位城北の優勝の可能性が消滅となり、優勝争いは最大勝ち点41のRFCと、同39の2位BANDELIEの2チームのみとなった。
迎えた18時45分からのBANDELIE-城北は、引き分けあるいは優勝の可能性が消滅した城北が勝利すれば、首位RFCの優勝が決まったが、BANDELIEが3-1で勝利。2ブロックの優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。RFCが最終戦(対城北)に勝利すればその時点で優勝決定。引き分け以下に終わった場合はBANDELIEの結果次第となる。BANDELIEは残り2戦(東大LB、Griffin)2勝が優勝の最低条件。
BANDELIEが望みつなぐ MF岸が1G1A
試合開始前に優勝の可能性が消滅した城北に対し、BANDELIEはこの試合に勝てば望みがつながる。ゲーム内容に大きな差はなかったが、勝利への気持ち、決めるべきところで決めたBANDELIEに軍配が上がった。序盤のピンチをしのいだBANDELIEは16分にCKを獲得すると、ボールはゴール前で混戦。最後は渡邉が巧みなボレーで決めて先制した。さらに前半終了間際にはMF岸が高い位置でボールを奪い、そのままミドルシュートを決めて2-0。
後半は攻勢を強める城北に対し、BANDELIEは運動量も低下しトーンダウン。それでも自らの時間帯に点が取れない城北に、BANDELIEは69分に3点目を奪って試合を決める。岸の絶妙なスルーパスから瀧口が抜け出し、DFをかわして右足で決めた。城北もアディショナルタイムに吉田が意地の1点を返したが、時すでに遅し。BANDELIEが勝ち点を33とし、優勝に望みをつないだ。
東京都社会人サッカーリーグ2部