東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:中盤でぶつかる東京Uプラスの木村とBANDELIEの岸。

東京都リーグニュース

東京UプラスとBANDELIEは3-3ドロー

写真:中盤でぶつかる東京Uプラスの木村とBANDELIEの岸。

東京1部BANDELIE 3-3 東京Uプラス

 開幕戦勝利のあと4連敗中の東京Uプラスと、開幕戦から無得点で未勝利のBANDELIE。スコア通り、激しい点の取り合いの末の3-3ドローという見方もできるが、一方でゲーム運びの拙さ、勝ちきれない両者の戦いを反映したゲームでもあった。

 前半は終始東京Uプラスが主導権を握りながらもゴールネットは揺れず0-0で終了。こうなると、中だるみのスキを突いて今季初ゴール、初勝利を狙うBANDELIEにワンチャンスが到来。後半開始5分、左サイドから高田が放り込んだクロスを逆サイドで猪田が受け、左足の切り返しから素早く右足で決めて先制。今季6戦目でようやくチーム初ゴールをマークした。

 だが、これで尻に火がついたようにスイッチが入ったのが東京Uプラス。BANDELIEの歓喜が冷めやらぬわずか2分後、カウンターから木村のパスを関口がエリア左でボールを受けると、逆サイドに巻く鮮やかなコントロールショットを決めて同点。あっという間にBANDELIEを黙らせた。

 さらにその2分後の54分、BANDELIEが再びゴールを目指して前のめりになった背後を簡単に突き、左からの折り返しを成瀬が押し込み逆転。58分には関口がまたしても左サイドから逆サイドに決めてあっという間に3-1。これで勝負あったかに見えた。

 が、余裕の展開になるとどうも緩みが生じるのが東京Uプラス。前節の4失点の反省は生きなかったか。ゴール前に入るボールへの対応の緩さが顕著で70分にBANDELIEの加藤にゴール前のクロスを詰められて1点差に追い上げられると、試合終了間際の追加タイム3分。途中出場の和田のファウルでFKを与えると、ゴール前に入ったボールをはっきりクリアできず、最後はBANDELIEの渡邉に蹴り込まれて3-3で終幕。

 終わり方をみればBANDELIEのほうがポジティブな勝ち点1となったが、両者ともに厳しい現状は変わらず。東京Uプラスは6試合を終えて勝ち点4で14位。BANDELIEは同2で降格圏の17位につけている。

東京都社会人サッカーリーグ1部

PhotoGallery

PR

PR

PAGE TOP

PR


TOP

PAGE TOP