写真：東京23は福本のハットトリックなどで5－1で快勝。

全社関東予選決勝【G】桐蔭横浜大FC 1－5 東京23FC

　関東1部リーグで首位を走る東京23の相手は、2週間前のリーグ戦で6－1で大勝した桐蔭横浜大学FC（神奈川）。全国行きをかけての再戦となると、今度は相手も違った出方をしてくるだろうし、簡単にはいかないはず。

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　だが、そんな心配も杞憂におわった。やはり現在リーグ首位に立つ東京23と開幕から未勝利で下位に沈む桐蔭横浜大との勢いの差は鮮明。開始5分に10番服部が直接狙ったFKは相手GKに阻まれたが、そのこぼれ球を村上が押し込んでいきなり先制。そこから一気にスピード、強度を上げて畳み掛けた。22分には高橋、30分には福本、さらに前半終了間際にも福本と、いずれもセットプレーを機に得点を重ねて前半を終わった時点で4－0。ほぼ勝負はついた。

　後半は早々に1点を失ったことで相手の反撃の機会も増えたが、途中から点の取れる神田、半田らを送り込むと再び攻撃が活性化。終了間際にはカウンターから福本がハットトリック達成となるチームの5点目を決めてタイムアップ。

　チームとしての完成度に加え、何よりもゴールや勝利への執着といった部分で大学生を大きく上回った東京23。スコア通りの5発快勝で、JFLを目指すチームにとっての至上命題のひとつともいえる「全社出場」を2年連続でつかんだ。

【写真】試合後、サポーターと共に喜ぶ東京23。

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