東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:宮崎(2番)のゴールで9勝目を挙げたSHIBUYA。

東京都リーグニュース

SHIBUYA、東京Uプラスに1-0勝利

写真:宮崎(2番)のゴールで9勝目を挙げたSHIBUYA。

東京1部東京Uプラス 0-1 SHIBUYA

 前節を終えて暫定首位に立つSHIBUYAと10位東京Uプラスの一戦。個々のレベルでみれば順位ほどの差はなく予想通りゲームは拮抗したが、終盤にチームとしての力量差が出るのも予想通りで、ラストの時間帯にSHIBUYAが1点を奪って勝利。終わってみれば現在の順位をそのまま表す結果となった。

終盤 ショートカウンターで決着

 前半は互いに相手の守備を崩しきれず0-0。SHIBUYAがセットプレーの機会とチャンスで上回り、28分にはDF鈴木がうまく頭で捉えたが、残念ながらボールはGKの正面をついた。

【写真】前半にヘディングでゴールを狙うSHIBUYAの鈴木。

 後半は東京UプラスもCKからFW上村がヘッドで惜しい場面を作ったが、両者無得点のまま時間は推移。残り30分ほどになると互いに1点勝負を察して、徐々に前へ出て一進一退。スペースが生まれ始めると、SHIBUYAは前線を入れ替え、FW渡邉や伊藤らを投じてギアを1段階アップ。逆に東京Uプラスはじりじりと押し込まれて残り15分ほどは、点は奪えなくても失点しないことに重きを置き始める。

 だが、こうなると受け身の東京Uプラスはボールを奪ってもまともに前線へはつなげなくなり、逆にSHIBUYAはセカンドボールを簡単に拾って連続攻撃を展開。

 時間の問題に思えたゴールは87分。自陣に安易にボールを下げた東京UプラスはGKからビルドアップを再開したが、中盤の底で和田悠汰が詰められてボールを失い、前向きのSHIBUYAはすかさずショートカウンターを発動。植松のパスから左サイドを伊藤がエリア内に切り込み、最後は横にはたいたラストパスを途中出場の宮崎幾笑がダイレクトで押し込んだ。

 SHIBUYAが1-0で競り勝ち、通算成績を9勝1分けとし、勝ち点28で暫定首位をキープした。善戦に終わった東京Uプラスは5敗目を喫して同11。前節から順位をふたつ落として12位となった。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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