東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:東京Uプラスは87分に井上が決勝点を奪い4勝目。

東京都リーグニュース

東京Uプラスが4勝目 海上に3-2で競り勝つ

写真:東京Uプラスは87分に井上が決勝点を奪い4勝目。

東京1部東京Uプラス 3-2 東京海上

取っては取られ 最後にプラスが制す

 2-2で迎えた87分にCB井上が決勝ゴールを決めて東京Uプラスが3-2で勝利。点の取り合いを最後に東京Uプラスが制したという好ゲームに見て取れる一方、両者ともに90分を通しての安定感に欠ける、そんなゲームにも見て取れた。

 先制は東京海上。序盤から左サイドの小谷の突破力をチームで活用しようとする意思が明確で、18分にはその小谷のクロスを中央でFW佐藤が敵のマークを振り払いながら右足を伸ばして先制点を奪った。だが、その後は相手のケアによって小谷がボールに触れる機会も徐々に減っていき、守備ではGK山田の好セーブで隠れがちだが、安易に決定機を許す場面もちらほら。結局、42分には東京Uプラスの渡辺に左足でミドルを決められて1-1でハーフタイムへ。

 後半は東京Uプラスが渡辺のクロスを木村が頭で叩いて早々に逆転に成功。だが、その東京Uプラスもリードを奪ったら奪ったで、得点への意欲が低下して畳み掛けられず。こうなると、海上の反撃が始まり74分にDF芝山のロングシュートが一発決まって、ゲームは1点勝負。

 その中で最後に制したのが東京Uプラス。87分、右サイドでインターセプトに成功した井上がそのまま攻撃参加。エリア内の混戦から木村が折り返したボールをGK山田がつかみかけたが、その寸前に井上が右足を突き出してゴールに蹴り入れた。

 東京Uプラスは勝ち点を14に伸ばして9位。東京海上は同13で10位。両者ともすでに1位、2位を目指すのは難しい立ち位置で、辛うじて3位の背中が見える程度。次節、東京Uプラスは3位早大と、東京海上は2位SHIBUYAと。その結果次第で上位争いに食い込めるか、今季中位以下に終わるか、ひとつの判断がつきそう。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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