東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:先制ゴールを決めて喜ぶFW林(左)と祝福する倉持、田中。

東京都リーグニュース

東京海上は5-0発進 まだまだこれから

写真:先制ゴールを決めて喜ぶFW林(左)と祝福する倉持、田中。

【東京1部】東京海上 5-0 エコ・プラン

 試合後に主将の小松は「今日に関しては勝つことがすべてだった」とゲームの感想を述べた。その言葉には5-0というスコアにも、少なからず内容が伴わなかったもどかしさがあったのだろう。

連覇目指す東京海上 あす開幕戦

 前日の練習では「ボールを奪ってからは相手に合わさず自分たちのサッカーをしたい」と言っていたが、序盤は開幕戦の緊張もあってか落ち着きがなく一進一退。エコ・プランのハイラインの背後のスペースに目がくらみ、工夫なく真っすぐ攻めては食い止められ、逆襲を浴びてセットプレーから危ない場面を作られるなど、相手に合わせた印象は否めなかった。

 だが、そんな状況下でもしっかりと先制点を奪えるのはさすが王者。決めたのは昨季10番の堀田がいなかった間にエースに上り詰めたFW林。20分、右サイドをMF倉持が相手サイドバックの死角を突いて背後に飛び出し、高橋からボールを引き出すとグラウンダーのクロス。そこに林が颯爽と滑り込んで先制点をもぎとった。「ゲームの入りがよくない中で流れを変える1点になった」と林。

 これで落ち着くと、43分に新人の高橋がヘッドで追加点を奪い、その直後にはFW藤沢の突破を阻んだ相手が一発退場。ロスタイムには倉持が右足で豪快に蹴り入れて3-0とし、一気にケリをつけた。

 後半は3-0のスコアと数的優位が自らの手綱を緩めた感もあったが、それでも最後には堀田が個の力で2得点を積み上げ、終わってみれば5-0で大勝。林は「去年も最後は得失点差で優勝ができたし、取れる時に点を取っておくのが大事。勝ち星を重ねながらチーム力を上げていきたい」と開幕戦勝利にも納得した様子はなく、まだまだこれからといったところだった。

復帰の堀田は貫禄の2得点

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