写真：試合後、悔しさをにじませるアストラの選手たち。

【東京1部】CERVEZA 0－0 アストラ

　セルベッサの現状を考えれば、ここで勝ち点3を挙げておきたかったアストラも決め手を欠き、2勝目はならず。前半は相手の中央の守備の硬さを避け、外から攻めて好機を作り、さらに相手の間延びした空間を突いて、バイタルエリアのこぼれ球をMF二上がシュート。だが、わずかに枠を捉えられなかった。

・セルべ2戦連続ドロー 苦境抜け出せず

　後半は交代選手がほぼいない相手に運動量で圧倒したかったが、開始6分のCKからの立川のヘッドがバーを叩くと、その後はMF児谷、FW岡村、MF藤原を順にピッチに送り出したが、引き気味のセルベッサの前にスペースを消され、運動量を上げるに上げられず決定機を築けなかった。

　終盤は逆に勝ち点3を取りに来た相手に1点を奪われそうにもなったが、前半から好セーブを見せていたGK関根がここでも踏ん張り無失点。とはいえ結果は勝ち点1。タイムアップを迎えた際にがっくりと崩れ落ちる選手の姿が、その悔しさを物語っていた。通算成績は1勝2分け3敗。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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