東京PK戦で敗れ本大会逃す 国体関東予選
写真:PK戦で敗れて本大会出場を逃した東京。
特別国民体育大会・関東ブロック大会(サッカー成年)は代表決定戦の残り2試合を20日、埼玉県熊谷市の2会場で開催。東京は熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」で茨城と対戦し、1-1で迎えたPK戦を4-5で落とし、5年ぶりの本大会出場を逃した。勝利した茨城は昨年に続いての本大会出場。もう1試合は群馬が2-0で埼玉を下した。
本大会へは群馬、茨城、千葉の3チームが関東代表として出場する。本大会は10月に鹿児島県で開催される。なお、国体サッカー成年は来年以降は隔年開催が決まっており、次回は2025年に行われる。
小松の同点弾もPK負け
東京は前日の1回戦からメンバー2人を入れ替えて、流通経済大学を中心とする茨城に挑んだ。前半は押し込まれながらも0-0で折り返したが、後半14分に自陣左サイドを突破されて折り返しを決められて失点。それでも同31分にベテランの小松(東京海上)が決めて同点に追いつき、勝負はPK戦へ。
双方4人目までが決めて迎えた5人目。先行の東京は前日活躍した上村(東京Uプラス)が失敗し、後蹴りの茨城が成功。4-5で敗れ、5年ぶりの本大会出場を逃した。東京は福田体制として過去2回(2019年、2021年)臨みいずれも予選敗退。今回3回目のチャレンジとなったがまたしてもあと一歩のところで本大会出場を逃した。
特別国民体育大会関東予選 代表決定戦
- 茨城 1-1(PK5-4) 東京
【得点者】
49分 平野 元稀(茨城)
66分 小松 聖音(東京)
【東京/先発】
GK 高橋 謙太郎(東京Uプラス)
DF 上加世田 達也(東京U)
DF 柏原 大地(エリース)
DF 草住 晃之介(東京U)/56' OUT
MF 橋岡 和樹(エリース)
MF 小松 聖音(東京海上)
MF 堀田 稜(東京海上)
MF 瀬川 泰樹(東京U)
MF 杉山 俊(東京U)
FW 荒川 滉貴(東京Uプラス)/31' OUT
FW 宮田 輝(東京U)/45' OUT
【東京/控え】
GK 高橋 潤(東京Uプラス)
DF 長井 章浩(エリース)
FW 太田 泰河(エリース)/56' IN
FW 関口 崇太(東京Uプラス)/45' IN
FW 上村 尚輝(東京Uプラス)/31' IN
特別国民体育大会関東ブロック大会