東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:相手陣地で前を向いて仕掛けるOLIVASの佐川

東京都リーグニュース

1部から降格のOLIVAS 苦戦続く

写真:相手陣地で前を向いて仕掛けるOLIVASの佐川。

【東京2部2B】スペリオ城北 3-1 OLIVAS

 昨季1部から2部への降格が決まり、今季は1年での1部復帰を目指すはずのOLIVAS。だが、現状は下から4番目の13位に付け、3部降格(下位3チーム)も現実味を帯びている。「去年とメンバーが9割ほど変わり、今季は大学1年生が大半。戦術の落とし込みに時間が掛かってしまっている」と井上監督。ただ、この日の敗戦も中身自体は互角に近く、前半に限っては城北のプレスを足元でしっかりとつないで回避し、そのパスワークの流れで獲得したFKから岩瀬が先制点を挙げるなど内容で上回った。

 しかし、後半の立ち上がりに簡単に失点するなど集中力欠如や対人の弱さも露呈。「個人ベースの課題が残っている」と監督。残り4戦に向けては「目標は残留。ここまで時間は掛かったがチームのプレイモデルの共有が進んできたので、あとは点を取れるかどうかだと思う」と話した。

【写真】前半にヘディングで先制ゴールを決める岩瀬。

 また、昨季1部から降格した4チームのうち、現役大学生の明治学院こそ優勝争いを演じているが、OLIVAS含めてほか3チームは3部降格の危機にある。(※OLIVASは2ブロック13位で、FC青山はここまで未勝利で最下位の16位。3ブロックの三菱UFJ銀行は下から2番目の14位。)降格チームの厳しい現状について井上監督は次のように語った。

「去年、降格すべくして落ちたところもあると思う。チーム状態がいいのになぜか勝てないというわけではなく、やはり不安要素がいくつかある中で、それを解決できないまま降格となり、課題を2部の戦いに持ち越してしまった。そうなると今の2部もレベルが高いし、簡単には勝てない、甘くはないという感じなんだと思う」。

城北は3位浮上 自力優勝の可能性継続

東京都社会人サッカーリーグ2部

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