八王子序盤の2失点響く「もったいなかった」
写真:前半30分に石川のゴールで1点を返した八王子。
【東京1部】八王子 1-5 EDO
八王子は2点を追いかける前半30分にMF石川の助走なしの鮮やかなミドルシュートがゴール左上に突き刺さると、形勢を一気にひっくり返した。そこからの前半残り15分、後半に入ってもペースは比較的八王子で58分に切り札の野原が入ると前への勢いはさらに加速。前半の序盤にみせたようなEDOのサイド攻撃を、今度は八王子が見せた。だが、違ったのはそこでEDOのようにゴールを仕留められなかったこと。
何より、もとを正せば序盤の安易な2失点が悔やまれる。「ここから上位に食い込んでいくためにはどうしても勝ちたかったゲーム」(黒木監督)という割には、ゲームの入りが緩く、スリッピーなピッチ、相手の勢いに対しても順応できていなかった。順応できた時にはすでに2点を追いかける展開で、「もったいなかった。点差ほどの差はなかった思うし、次の試合に向けてやっていくしかない」と黒木監督は気持ちを切り替えていた。
東京都社会人サッカーリーグ1部